マルチサーキュラーエコノミーという新しいリサイクルを実現。
Withal(ウィゾール)は地球環境問題に取り組む資源環境プロジェクトです。
今、日本では年間約100万トン(約33億着)もの服が棄てられています。
廃棄された衣服のほとんどは、埋め立てや焼却によって日々処分され、
その際排出される温室効果ガスは、地球環境に多くの負担をかけています。
地球の温暖化による気候変動が私たちの暮らしを変化させ、与える影響は甚大です。
住みやすい地球を、この先、未来へとずっとつなげたい。
ファッションの力で環境問題の解決に貢献していく、
withalという「持続可能」な取り組みを始めました。
通常リサイクルとして回収される衣服は、素材によっては再生が難しいと言われています。
回収ボックスが設置されていても、限られた素材の衣服のみで
対象外の素材はボックスに入れることはできません。
環境問題に賛同しようとしても、なかなかアクションを起こしにくいのが現状です。
そこでwithalは提携先にて『withal回収箱』を設置し、あらゆる場所にて
着用しなくなったお洋服を回収致します。
ポリエステルだけ、綿だけなどの制限はなく、すべての混率のお洋服が対象となります。
マルチサーキュラーエコノミーとは?
糸へのリサイクル「Re:Yarn」、圧縮成形した繊維リサイクルボード「B.O.R」、
衣類を粉砕し配合した紙やダンボール「P.O.R」、
粉砕した衣類を加工し新たなるコークス燃料「B.O.W」へのリサイクルという4つの再生が可能な取り組みを実現。資源の有効活用及び、温室ガスの排出量抑制へとつながり、環境を配慮していきます。
Wtihalは誰もが身近に地球の未来を考えていける循環プロジェクトです。
①Re:Yarn
衣類回収~リサイクル糸~繊維製品化まで一貫した取組です。
②B.O.R
原料となる廃棄衣料品(布、皮革、繊維屑など)を圧縮成形した繊維リサイクルボード
使用する繊維(原料)によって色や風合いが異なるのが特徴で、木材に近い強度と加工性をもち、使用後は新たなボードとして再生が可能。
循環型生産モデルを実現する素材として、家具をはじめ、さまざまな空間の内装やディスプレイ什器に使用可能です。
③P.O.R
原料となる廃棄衣料品を粉砕し配合した紙です。
パンフレットやポスターなどの販促物やダンボール、ショッピングバッグ、名刺や資料作成などさまざまな用途に使用可能です。
④B.O.W
近畿大学バイオコークス研究所×アミアズ株式会社との共同研究
バイオコークスは化石燃料に代わる新しいリサイクル燃料です。
原料となる回収した廃棄衣料品を粉砕し加工します。また、2つの大きな効果を持ちます。1つは高リサイクル性です。環境にやさしいリサイクル燃料で、循環型社会を実現します。
もう1つは化石資源を代替えするので実質的な地球温暖化ガスの削減が可能になります。
Withal ~マルチサーキュラーエコノミーの仕組み~
・店頭で回収された衣服は和歌山の作業場で一つ一つ、地元福祉施設様ご協力の元
丁寧に仕分け。
色の選別、混率、不必要なパーツの解体作業などを徹底。
・反毛衣類をバラバラに破砕し、反毛機で生地をほぐして糸に戻す作業です。
・糸にできるものは紡績され「Re:Yarn」としてリサイクル糸に生まれかわり繊維製品化。それ以外は「B.O.R」「P.O.R」「B.O.W」の材料に。
【料金体系】
年間費0円
従量課金方式なし
箱買取方式なし
1店舗あたり月額利用料2000円~(店舗数に応じて要相談)